タマホーム(東京都港区、玉木康裕社長)は1日、インドで戸建住宅・不動産開発事業を行うため印デベロッパーグループ・プライベート・リミテッド社(以下、DG社)への出資と同社との合弁会社設立を決定したと発表した。
DG社は2012年6月設立のシンガポールに本社を置く不動産開発事業者で、インドで事業展開している100%子会社を持つ。タマホームはDG社本社への出資と、インドで戸建住宅事業を展開する準備としてタマホームの連結子会社となるDG社との合弁会社をインドに設立することで合意した。両案件の具体的諸条件は9月末予定の契約締結までに決める。
タマホームのインドにおける事業展開は、まず、DG社の100%インド子会社が展開する不動産開発の戸建事業に積極的に関与すると共に、低価格住宅、工業団地の宅地開発などを検討する。また、DG社のインド子会社が現在開発しているチェンナイでの集合住宅開発(約1千戸)、ビシャカパトナムおよびルディアナで行っている土地開発(それぞれ20ヘクタール、60ヘクタール)においても協働していく予定だ。