DAIKEN(東京都千代田区、清洲忠洋社長)は8月21日、デジタル制御による独自の〝多彩塗装技術〟を用いた床材「Artio(アーティオ)」を発売した。
突板や化粧シートを貼り付ける従来工法と異なり、デジタル制御によって基材表面に直接、高精細な塗装を施す複合フローリングで、この技術を採用したのは業界初だという。
これにより意匠性は格段に向上、技術的に難しかったヘリンボーン調やパーケット調などの高意匠デザインも量産できるようになった。同社はすでに8億円を投じて専用生産ラインを新設、同製品を意匠表現の可能性を大きく広げる〝床材の新カテゴリー〟として市場への提案を進めていくとしている。
デジタル制御による塗装表面処理技術は、意匠の可能性を広げるものとして現在さまざまな分野で活用が進んでいるが、床材では使われてこなかった。耐久性や傷への対応に加え、床材は一定の生産量を確保する必要があるため、品質を維持しながら量産することが難しいためだという。
これに対し同社では、工程全体を見直すとともに、素材の反りを抑えながら塗装する技術や、塗装前の下地処理など独自の技術を駆使することで多彩塗装を可能にし、量産体制を整え、実現させたという。傷などへの耐久性については、キャスター付き家具などの使用にも耐える強度のMDFを基材に採用することで可能にした。






