LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は2022年に開発した廃プラスチック原材料の循環型素材「revia(以下レビア)」の住宅用商品を開発した。
その第1号である人工木デッキ「樹ら楽(きらら)シリーズ 木彫(もくちょう)タイプ」の販売を今月より始めた。これまでレビアは押出し成形のみだったが、技術向上で射出成形ができるようになり意匠の幅が広がったことから製品化が実現した。秋には「柾目タイプ」も発売予定。現行品後継の「プレーンタイプ」と合わせ「樹ら楽シリーズ」では3種類の展開になる。
レビアはLIXILが22年から展開する廃プラスチック(主として包装容器など)と廃木材を原料とする循環型素材だ。再資源化が難しく焼却しか方法がないとされてきた廃複合プラスチックを同社の独自技術で製品化したもので、舗装材や屋外デッキパネルなどで使用されてきたが、このほど住宅用の専用商品を開発した。
一般消費者向けの展開を可能にしたのは、成形技術だ。今までレビアは押出し成形しかできなかったため、繊細な形ができず、意匠に限界があった。しかし技術の向上で繊細な形状にも対応できる射出成形が可能になったことから意匠のバリエーションが求められる住宅用の専用商品の実用化につながった。「樹ら楽 木彫タイプ」は、表面に繊細な彫り込みが入れられ、本物の木と見間違うばかりの質感や陰影が特徴になっている。






