2010年11月17日 |
大手住宅メーカーの受注回復基調が鮮明となってきた。このほど第2四半期決算がまとまった2011年3月期企業7社に、1月期決算の積水ハウスを合わせた大手8社すべてで、受注金額が前年同期実績を上回ったことがわかった。
減税など政策支援の効果で、一昨年秋のリーマンショック以降の受注の落ち込みに、ようやく歯止めがかかった格好だ。このうち5社は、10年度の通期計画を上方修正している。その一方で、上期の好調さはありながらも市場環境への不透明さへの懸念も残っており、下期の見通しは「必ずしも楽観できるものではない」との意見が多い。
2010年11月17日付け1面から抜粋