埼玉県朝霞市をはじめ和光市、志木市、新座市で主に分譲住宅を展開しているリゾン(埼玉県朝霞市、橋本太樹社長)は、2024年3月から販売した分譲地「二軒新田PJ『和光地中海Village』」(埼玉県和光市、全27棟)が全国住宅産業協会(全住協、肥田幸春会長)の「第16回優良事業表彰」において「戸建分譲住宅部門」で優良事業表彰を初受賞した。

同分譲地は和光市で初めて個人施行の土地区画整理事業として、地権者の相続税納付対策および農業継続といった課題を解消するプロジェクトだ。三重県志摩市にある「志摩地中海村」からのアドバイスを受けた街並みデザインやフットパスを中心とした空間づくりで住民のコミュニティー構築に注力したことが特徴だ。

同分譲地は東武東上線の和光市駅から徒歩30分、バス14分・徒歩4分に立地。敷地面積100・02~128・83平方メートル、延床面積96・88~103・58平方メートルの木造2階建て。販売価格は4980~6480万円。24年3月を皮切りとして、25年3月までの5期にわたって販売が行われた。完成は25年6月で、7月と11月に入居者交流イベントを実施し、今年5月には街びらきイベントが行われている。

19年から始まったプロジェクトのきっかけは、地権者からのお困りごと相談からだった。相続税納付や生産緑地指定の畑における農業継続と土地の有効活用を考えた結果、同社が17年4月に和光市越後山地区で行った土地区画整理事業などの知見を生かし、グループ企業である「平成まちづくり研究所」と共同で同市として初の個人施行による土地区画整理事業として手掛けたもの。