2014年09月02日 |
ミサワホームとグループのミサワホーム北海道は、独自のFWS(フューチャー・ウッド・システム)構法初の戸建住宅の試行棟を、札幌市厚別区の分譲地「ミサワホームタウン森林公園駅セカンドステージ」に建設した。
厚さ120ミリの超高耐力パネルを組み合わせた、門型フレームと耐力壁による「一方向ラーメン・一方向壁式構法」を採用。多雪地域での大空間のスケルトン・インフィル設計を実現するモデルとして、一般公開の後に分譲住宅として販売する予定とした。
試行棟内部は、耐力壁を必要としないので幅6メートルを超える大開口に加え、間仕切り壁を設置する前の状態で34畳の大空間を実現。家族構成の変化に合わせた将来の間取り変更にも対応するなど、設計の自由度を向上させた。
ガラスのファサードを採用したい商業施設、大きな開口部を設けたいデザイン住宅への対応も可能となっている。