積水ハウス、木造住宅「シャーウッド」の構法一新

積水ハウスは、木造住宅『シャーウッド』の構法を一新した。

一般的な木造軸組構法の4倍の強度を持つ耐力壁をはじめ、モノコック構造とラーメン構造の両方の長所を合わせ持つ構造、集成材と鋼材を一体化した構造材などを組み合わせた新構法「ハイブリッドS─MJ」を開発。耐震性能を維持しながらも大開口や大空間が可能で、同社が推進する「スローリビング」などの提案強化につなげる。

シャーウッドの既存全商品で導入するとともに、新商品として『モデラーレ』も発売した。シャーウッド構法の抜本的見直しは、2004年10月の「スーパーMJシステム」以来10年ぶりとなった。

新開発の「ハイブリッドS─MJ」の中核を成すのが、業界最高レベルの強度を備えた耐力壁「ツインSPウォール」。合板の二重貼りや高耐力接合金物の技術により、一般の木軸構法の4倍の強度を備える。

通常の条件下の設計のみならず、設計条件が厳しい敷地のほか、より高い構造強度が必要な3階建てや多雪地域においても、大開口が提案しやすくなるのがメリットとしている。

2014年08月28日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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