今泉太爾氏の講演、住宅産業は「超成長産業」の筆頭に

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住宅産業はエネルギー産業に近い。エネルギーの消費を節約するということは、エネルギーを生み出すことと同じだ。1キロワットを生み出すのと1キロワットを節約するのとは同じ価値を持っている。

日本は1年間で27兆円分の化石燃料を海外から買い、それを1年で使い切っている。30年間では800兆円にのぼる。今、住宅は1世帯あたり年間約30万円の予算(光熱費)を持っている。使えばなくなるエネルギーコストを、資産として残る建築費に置き換えることができれば、住宅産業は超成長産業の筆頭になる。

    一般社団法人日本エネルギーパス協会(東京都港区新橋2―5―6大村ビル8階、マンフレッド・ラウシェン会長)は、建築物の燃費性能を測る「エネルギーパス」の普及による持続可能なまちづくりを目指している。エネルギーパスは、ヨーロッパで義務化されている建築物の燃費性能を表示する証明書。快適な室内温度を保つために必要なエネルギー量を床面積1平方メートルあたりで数値化することで、建築物の燃費性能(省エネ性能)を誰でも簡単に確認・比較することができる。同協会では、エネルギーパスの発行資格認定講習会やエネルギーパス計算ソフトの実務者研修などを定期的に開催している。同協会の概要や講習会のスケジュールなどは同協会ホームページへ。
2014年12月04日付6面に掲載
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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