ヒノキヤグループ(東京都千代田区、近藤昭社長)は10日、同社が開発した全館空調システム「Z空調」によって夏の涼しさや冬の暖かさを体感できる専用施設「ZOOON名古屋」を名古屋市西区の「名駅北展示場」内にオープンした。
「ZOOON名古屋」は全国で5拠点目で、東海エリアでは初出展。住宅展示場内への開設は初めてとなるが、同社では集客などで相乗効果を狙う。
オープニングセレモニーで近藤社長は「お客さまの多くは建物の性能さえ高くすれば、これまで通り各居室に設置したエアコンにより、どの部屋も温度差のない快適な生活ができると誤解している」と強調。「誤解であることを理解していただくため、『ZOOON』でZ空調を体感いただきたい」と語った。同社では、来春にも「ZOOON長野」をオープンする予定としている。
断熱・気密性能や空調の違いにより快適性がどのように違うかを体感できる施設である「ZOOON」は2020年6月の「ZOOON栃木」(栃木県栃木市)を皮切りとして、21年5月に「ZOOON埼玉」(埼玉県蓮田市)、23年9月には「ZOOONつくば」(茨城県つくば市)、同年10月に「ZOOON仙台」(仙台市若林区)を開設しており、「ZOOON名古屋」により5ヵ所目の施設となる。
近藤社長は「年間を通じて快適に過ごすためには全館空調が必要であり、それを手の届く価格とするためにZ空調を開発した」と振り返る。
同施設は外気温を0℃程度に設定し、「断熱等級5(気密あり)・Z空調の家」と「断熱等級6(気密なし)・個別エアコンの家」の2つの体感ルームを備えている。それぞれ8畳相当のリビング・居室を想定した部屋に、廊下を隔てて洗面脱衣室とトイレがある間取り。エアコンは8畳用で、真冬の暖房設定は21~22℃。サーモグラフィによるリアルタイムの温度可視化をするほか、廊下や洗面脱衣室との温度差を体感できる。






