1都3県および沖縄県を中心として屋上付き戸建住宅を展開しているアイム・ユニバース(東京都杉並区、藍川眞樹社長)では、地震や台風・ゲリラ豪雨などといった過去に例を見ない自然災害が発生していることを受けて、「これまでの耐震・防災の考え方ではお客さまの暮らしを守り切れないことを痛感した」(営業本部長の馬場唯人執行役員)ということもあって「長寿命レジリエンス住宅」を開発。多様な災害に対応する「6つのレジリエンス要素」によって、災害時・有事後も暮らし続けられる住宅を目指したことが評価され、第12回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2026」で最優秀賞を受賞している。
同社が防災に注力するようになったのは、2011年3月に発生した東日本大震災を機会に導入した制震ダンパーから。耐震等級3の標準採用に加え、独自開発した制震ダンパー『AIM DAMPER』シリーズによって、揺れ幅を最大81%低減。繰り返しで発生する余震から住宅の構造を守ることにより「壊れない家というだけでなく、避難所に行かずに安全に在宅避難ができる強さ」(馬場執行役員)とすることで、住宅の長寿命化を支えるようになった。『AIM DAMPER』シリーズは、16年から全棟搭載を実現している。
続いての取り組みは、第二のリビングとしての「屋上テラス」の提供だ。
水害時には垂直避難の場所となるとともに、自宅でのキャンプやバーベキューなどを行うリゾート体験を通して家族が集まることができる〝サードプレイス〟を創出する。同社では建築基準法上の斜線規制などによって採用できないケースを除き、「屋上テラス」は標準仕様としている。






