住友林業(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は9月29日、来年3月から横浜市瀬谷区内で開催される2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO2027)の会場内に建設した木造ユニット建築「(仮称)KIBLO(キブロ)」を報道関係者に公開した。
同建物は、工場で製造した約10平方メートルの木造ユニットを4トントラックで建設現場まで搬送し、クレーンなどで吊り上げて設置・接合するモジュラー建築。使用後は移設・再利用も可能という。同社は省施工・短工期、資源循環に貢献できるとして27年以降の製品化を予定している。
基本ユニットの形状は、幅1820ミリ(柱芯寸法)×奥行き5460ミリ(同)×高さ2850ミリの箱形で、木造軸組工法を採用した。壁倍率7相当を実現する幅600ミリの幅狭耐力壁を搭載。ユニット面積は9・94平方メートル。
ユニット同士は離脱着可能な連結金物で最大2階までつなぐことができる。これにより、有効幅約4680ミリ、天井高2400ミリの開放感のある空間を実現する。EXPO会場内の建物は、18ユニットを連結させて、2階建て・延床面積約180平方メートルの規模となる。基礎工事完了後、3日間でユニット設置が完了し、その後の3日で木工事を実施した。
同社によると、通常の木造軸組工法と比べて全工期が約半分に短縮できたとする。同建物は、工事期間中は現場事務所、会期中は運営事務所や来客対応スペースとして活用する計画とした。会期終了後は解体し、移設・再利用する計画という。






