住友林業、SX・DX推進で「脱炭素」と「人材不足」の解決策に=商社の立場から改題抽出

住友林業(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)やDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進を通じて、「脱炭素」と「人手不足」という住宅建築業界が直面する2つの課題解決を目指す。脱炭素に関しては、建てるときのCO2排出量を算出できるソフトウエア「ワンクリックLCA」の普及・定着を図ることで、持続可能な社会と建設業界の実現につなげる。人手不足については、流通網を担う建材流通事業者の積算、見積、資材発注、工程管理、現場への資材配送などの業務を合理化・効率化・クラウド化するサービスプラットフォーム「JUCORE(ジュコア)見積」や「ジュコア物流」、ビルダー向け構造設計支援サービス「構造エクスプレス」などを提案。受発注情報の電子化、共通書式の導入で労働生産性向上を図る。SX・DX提案を推進する鶴崎光大木材建材事業本部ソリューション営業部長は「住宅着工戸数の減少、労働人口の減少などの厳しい環境下でも市場規模を維持・成長させたい」と意気込む。約900社との取引実績がある住友林業木材建材事業部の「総合商社」という独自の立場から、取引先の課題を抽出し、解決策を提案して住宅業界全体の発展に寄与したい考えだ。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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