プライムトラス、「木質トラス」で特許取得=ユニット化で課題解決

国内初の木質トラスの専業メーカーでスウェーデンハウスの100%子会社であるプライムトラス(東京都江東区、藤田史朗社長)はこのほど、木質トラス3~4本を4トンまたは10トントラック1台に積載できるサイズに接合し、施工精度の向上および作業時間の短縮に寄与する中小規模木造建築用屋根材「ユニットトラス」の特許を取得した。

特許出願日は2024年6月26日、特許番号発行日は25年3月4日。

木質トラスは屋根・天井を支える「木の骨組み」であり、住宅の屋根だけではなく体育館、多目的ホール、物流倉庫、畜舎などの広い無柱空間が必要とされる建物で多く採用されている。

従来の切妻木質トラスは建築現場まで平積みで搬入し、1本ごとクレーンによってつり上げて壁や柱などの構造躯体に固定するため、施工に時間がかかるとともに、施工精度がクレーンや現場作業者の技量に依存する傾向があった。

2025年07月15日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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