【2024年度】大手ハウスメーカー・ランキング、大和ハウス工業が総販売戸数トップ=戸建て首位、積水ハウス

住宅産業新聞が大手ハウスメーカー11社に取材した2024年度の総販売戸数(戸建てとアパート、マンションの合算値)によると、トップは大和ハウス工業、2位は積水ハウス、3位はプライムライフテクノロジーズ(以下PLT、住宅3社の合算値)だった。

大和ハウス工業は10年連続で1位を獲得している。

戸建て販売戸数のトップは積水ハウスだったが、PLTが傘下の住宅3社合算値で積水ハウスを上回った。総販売戸数が23年度を上回ったのは、ミサワホームとヤマダホームズの2社のみ。戸建てではヤマダホームズのみがプラスとなっている。

部資材価格の上昇や高性能化による住宅価格高騰、物価上昇に伴う実質賃金の減少、少子高齢化などを背景に戸建住宅市場は厳しい状況が続くなか、大手ハウスメーカーの販売戸数が減少している。

大手ハウスメーカーランキングは、戸建住宅の請負事業を強みとする11社(大和ハウス工業、積水ハウス、旭化成ホームズ、積水化学工業住宅カンパニー、住友林業、パナソニックホームズ、ミサワホーム、トヨタホーム、ヤマダホームズ、三井ホーム、PLT)の2024年度決算説明資料やファクトブック、個別取材などを基に住宅産業新聞が集計した。決算期は、積水ハウスが1月期、ヤマダホームズが2月期、住友林業が12月期、その他企業が3月期となっており集計対象期間に違いがある。

24年度の総販売戸数は11社中9社が前年度実績を下回った。このうち、大和ハウス工業と旭化成ホームズ、三井ホームの3社が2ケタのマイナスとなっている。戸建ての販売戸数をみると、ヤマダホームズを除く10社が前年度を下回っており、旭化成ホームズが2ケタのマイナスとなった。ヤマダホームズは家具・家電・EVなどの新生活に必要な要素をセットにして割安感を高めたスマートハウスの拡販に加えて、分譲住宅事業強化も奏功したようだ。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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