皆様の中に、近々結婚する予定の方はいらっしゃいますか?
結婚すると、住居費や引越費用、家具購入費用など、非常にお金がかかってしまうものです。「2人の愛さえあれば、どんな壁でも乗り越えられる」と意気込んでも、お金の壁はそう簡単に乗り越えられるものではありません。
そのようなケースに頼りになるのが自治体です。
自治体の中には、新婚夫婦の生活費用に対して助成金を支給するところが多くあります。昨今は結婚しない人が増えており、2016年は婚姻件数が62万531組で過去最低を記録し、1970年代前半と比較すると半分の水準となっています(内閣府調べ)。
結婚しない人が増えるほど子どもの数は減っていき、少子高齢化が加速します。特に地方では、ただでさえ若者が大都市へ流出しているのに、結婚すらしなくなってしまうと、過疎化が進んでしまいます。
そのような事情で、子どもを産んでくれる夫婦を呼び寄せようと、自治体が新婚世帯にさまざまな支援を行っているのです。
千葉県千葉市では、結婚を機に千葉市へ転入する新婚世帯に、住居費および引越し費用を最大30万円補助しています。
対象となる新婚世帯は、2018年4月1日~2019年2月28日までの間に婚姻届を提出し、受理された夫婦となります。
補助対象要件としては、(1)2017年分の夫婦の合計所得が340万円未満、(2)婚姻届提出時に、夫婦双方の年齢が34歳以下――などがあります。補助対象費用は、(1)住居費(住宅購入費や賃料など)、(2)引越費用となります。募集は随時受け付けていますが、予算額に達した時点で受付を終了します。
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