大手住宅企業の2010年度上半期(10年4月~9月)の住宅受注実績(速報値)によると、大手9社のうち6社がプラスを確保したことがわかった。
住宅産業新聞が実施したヒアリングの結果で、ほぼ全社がマイナスと推定された09年度上半期とは大きく様変わりした格好だ。特に、旭化成ホームズと積水ハウス(2月~9月の8ヵ月間)の2社は前年同期比二ケタアップとなったほか、積水化学工業住宅カンパニーや大和ハウス工業などの各社も概ね好調さを持続している。ただ、7月以降に伸び率が鈍化したところも出ており、10月からの下期に不安を残す結果ともなった。
2010年10月20日付け1面から抜粋