サンヨーホームズ、賃貸集合住宅をZEH化=住棟単位で一次エネ削減率75%以上に

サンヨーホームズ(大阪市西区、松岡久志社長)は、プレハブ構造の賃貸集合住宅でZEH―M仕様を標準化した。

断熱性能の強化と太陽光発電システム、省エネ設備、HEMSの搭載などで、住棟単位で一次エネルギー削減率75%以上とするニアリーZEH―M以上を積極的に提案する。施主・入居者双方のメリットを訴求することで、他社商品との差別化を図りたい考えだ。

同社は1戸あたり単価の上昇が見込めるため、受注拡大に期待する。

同社の賃貸集合住宅のこれまでの標準仕様は、窓ガラスはペアガラス、省エネ機器はLDKのみ高効率エアコンを設置していた。創エネ設備はなく、一次エネルギー削減率は19%。これは、ZEH―Mが求める一次エネ削減率(再エネ除く)20%以上をわずかに下回っていた。

同社が4月27日から提案を開始した新仕様は、窓ガラスがLow―Eペアガラス、省エネ機器は全室に高効率エアコンを設置したほか、LED照明と高効率給湯器を採用。さらに、創エネ設備として太陽光発電システム(PV)を搭載した。同社によると、一次エネルギー削減率は75%まで引き上げられるという。

2021年05月27日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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