
LIXIL住宅研究所(東京都江東区、今城幸社長)は、〝お家まるごと〟リフォームのパッケージ「新築mitai(みたい)」(※)を、同社が運営する住宅フランチャイズチェーン「アイフルホーム」「フィアスホーム」「GLホーム」の3ブランド共通のメニューとして今年4月以降順次、サービスを開始している。10月7日からはこの「新築mitai」に、既存の建物の耐震性能と地盤を確認し証明書を付加する「レジリエンスセット」を加えるなど、リフォームソリューションメニューの強化も推進中だ。「新築」から始まる顧客との付き合いを生涯にわたって継続することを目指す施策「ワンストップハウジング」を、2014年度から推進している同社。「新築mitai」を同施策のフラッグシップにし、世帯変化に合わせたリフォーム、賃貸住宅のまるごと改修、中古住宅+リフォーム、高齢者介護対応、施主の世代交代まで、住宅に関わるあらゆることに対応できる体制構築が、目指す先にある。同社は20年には事業全体に占める非新築分野の売上高の割合を3分の1にまで高めたい意向だ。同社リフォーム事業の現状と今後を山中哲也常務取締役R&S(リノベーション&ソリューション)本部長に聞いた。