高断熱化では、『平成25年省エネ基準』対応は施行と同時に標準仕様としているため、ZEHと、さらにそれより上の省エネ性を視野に入れている。
「ZEHやその上の躯体性能を目指すことを考えた際、2×6は2×4と比べ拡張性がある」(担当者)
年間40戸前後の木造軸組工法住宅を施工・販売している中部地方の地域工務店では、自社で取り扱う戸建住宅の仕様にZEH商品をラインアップするため、今後取り組みを本格化させる考えだ。自社で供給する住宅の現在の断熱性能は、断熱等性能等級の「等級4」が標準。今後、躯体に持たせる断熱性能と、搭載する太陽光発電の容量のバランスなどについて検討を進め、ターゲット層に向けコスト競争力を持たせたZEH仕様住宅として具体化させたいと話す。
「弊社の競合には大手もいる。大手がZEHを扱う以上、自社商品の取り扱いとしてZEHをラインアップしていない場合、実際に買う・買わないは別にしてエンドユーザーからみると『この会社はZEHを扱っていないのか』と下に見られる可能性がある。また、将来は政策がどうなるかわからないが、今はZEHに補助金が出る。取り組み動機としてこれは大きい」(前述の地域工務店)
2016年06月30日 |
住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
こんな記事も読まれています
注目したいキーワード
最近の特集企画
- 【多世帯住宅2023】共働きの増加で親との同居に高い関心=少子高齢化での負担軽減も
- 【まちづくり月間特集2021】東京・中延の不燃化プロジェクトとM要除却の基準案、まちづくり支える融資と建て替えの枠組み
2021年09月07日 | まちづくり月間特集
- 【まちづくり月間特集2021】アルコガーデン羽生岩瀬=コンパクトシティ内の分譲住宅開発、「歩いて楽しめるまち」目指す
2021年09月07日 | まちづくり月間特集
- 【まちづくり月間特集2021】住友林業のフォレストガーデン秦野、植栽で調和の取れた街並み形成
2021年09月07日 | まちづくり月間特集
- 【まちづくり月間特集2021】今泉あらい湧水公園周辺地区=区画整理で生まれた町、新旧住民で景観を維持管理
2021年09月07日 | まちづくり月間特集
最近の連載
- 注目の助成金(170)能登半島地震・被災者支援の給付金・補助金のご紹介
2024年02月01日 | 注目の助成金
- 注目の助成金(169)ものづくり補助金省力化(オーダーメイド)枠が公募開始
2024年02月01日 | 注目の助成金
- 注目の助成金(168)2024年の住宅系補助金を紹介
2024年02月01日 | 注目の助成金
連載シリーズ
住宅産業新聞社からのお知らせ
- 当社ホームページ閲覧不可の発生と解消について
2020年06月24日
- 2019年10月3日付住宅産業新聞の遅配のお詫び
2019年10月02日
- 【訂正】2019年9月5日付(第1962号)
2019年09月05日
- 【訂正】住宅産業新聞《ユーザー版》2019年春季号
2019年04月23日
- 弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日
見本紙をダウンロード
ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。
ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。
見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)