2016年07月14日 |
注文住宅業界のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)対応が本格化し始めた。従来は「何をもってZEHと呼ぶか」の公的定義がなかったが、昨年12月に経済産業省が「ZEHの判断基準」を確立。今年度は当該基準に基づく建築に補助金を出す「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」と「ZEHビルダー登録」を始めたことで公的に認められたZEHがエンドユーザーに供給される土壌が初めて形成され、文字通り「ZEH普及元年」となった。このような中、戸建住宅向けに「スーパーウォール(SW)工法」のボランタリーチェーンを展開するLIXILは高い快適性と省エネ性を確保する家づくりとして、ZEHのUA値を上回る性能基準「HEAT20・G2」をクリアする『スーパーウォール デュアル』を5月に発売、省エネ義務化が実行されZEHが普及する中でも勝ち残れる家づくりに寄与するシステムとして訴求している。