
優良ストック住宅推進協議会は20日、活動報告会「スムストックレポート2017」を東京都内で行った。冒頭に挨拶した同協議会会長の和田勇積水ハウス会長兼CEOはスムストックの拡大で「若い人が家を取得しやすくなるし、家を大事にする」とその効果を強調、「年間1万戸をやり遂げていきたい」と意欲を示した。また、新たな取り組みとしてスムストック専用の瑕疵保険を導入する。住宅保証機構の「まもりすまい既存住宅保険」をベースに開発したもので、スムストック住宅販売士による査定を受けることで検査なしに保険利用が可能。保険料はスムストック加盟10社が負担する。売り主は無料で利用でき、買い主にとって保険が付くなど安心感が増す。原則としてメーカー保証がない物件を対象に保険に加入する。2~3月に販売士に対する研修を行い、準備が整った会社から順次導入する予定だ。