注目の助成金(3)雨水貯留タンクで集中豪雨を防ごう

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今年は大型台風が頻繁に来ています。雨水が一気に河川に流れ込むと、洪水や土砂崩れが起きて、住宅が崩壊するなど甚大な被害を受ける危険性があります。このような被害を防ぐために、雨水貯留タンクの設置を推進している自治体があります。

雨水貯留タンクとは、建築物の屋根からの雨水を集水して貯留する設備のことです。例えば、京都府京田辺市では、建物に雨水タンクを設置する個人もしくは法人に補助金を交付しています。

雨水を有効に利用することで、河川等への集中的な雨水流出を防ぐだけでなく、循環型社会に向けた住民の環境意識を向上させることを目的としています。「雨水による被害を防ぎたい」とお思いの人は、是非、お住いの自治体で同じような補助金がないか探してみてはいかがでしょうか。

今週の注目助成金

事業者=京都府京田辺市
事業名=京田辺市雨水タンク設置補助金

内容=雨水の有効利用により河川等への集中的な流出を抑制する為、雨水タンクの購入にかかる経費の一部を補助します
対象者(対象物件)=市内で雨水タンクを設置する建物を所有または占有している方
金額=補助率:4分の3 上限額:4万5千円
期間=平成31年3月20日まで
問合せ先=京田辺市役所経済環境部環境課
電話: 0774-64-1366
FAX: 0774-64-1359


事業者=愛知県尾張旭市
事業名=ブロック塀等撤去工事費補助

内容=震災等でブロック塀が倒壊した場合、市民の命に危険が及ぶ可能性がある為、ブロック塀等撤去工事費を補助します
対象者(対象物件)=ブロック塀等を所有する方
金額=補助率:2分の1
※補助事業に要した経費と撤去したブロック塀等の延長に1メートル当たり1万円を乗じて得た額のいずれか少ない額 上限額:10万円
期間=平成30年8月15日から先着順で受け付けています
問合せ先=市整備部都市計画課建築住宅係
電話:0561-76-8158


事業者=愛知県知立市
事業名=生け垣設置補助制度

内容=緑化の推進を図り良好な生活環境の整備に寄与する為、生け垣を設置する方に補助金を支給します
対象者(対象物件)=住宅地において生け垣を設置する方
金額=補助率:3分の2 上限額:6万円
期間=随時
問合せ先=都市計画課 都市企画係
電話:0566-95-0129
FAX:0566-83-1141


事業者=愛知県新城市
事業名=住宅用太陽光発電・太陽熱高度利用システム・エネファーム補助制度

内容=市民のクリーンエネルギー利用を推進する為、住宅用太陽光発電などの家庭用エネルギー設備費用を補助します
対象者(対象物件)=自らが居住する市内の住宅(店舗などとの併用住宅含む)に新規システムを設置する方
金額=1.太陽光発電システム(10kW未満)補助額:1kWあたり1万2千円 上限額:4万8千円
2.太陽熱高度利用システム(ソーラーシステム) 補助額:1平方メートルあたり1万円 上限額:5万円
3.エネファーム 補助額:1件5万円(一律)
期間=平成30年4月10日から先着順
問合せ先=市民環境部環境政策課
電話:0536-23-7690、0536-23-7677(環境保全)
FAX:0536-23-7047


2018年10月25日付2面に掲載
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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