2014年11月14日 |
積水化学工業は、下期の増収増益達成へ向けた重点施策として、新築住宅とリフォームの両事業で、エネルギー自給自足型のスマートハイム訴求を強化する。
関口俊一住宅カンパニープレジデント(取締役常務執行役員)は、「下期の市場環境は上期と大きくは変化しないとの想定の中で、スマートハウスナンバーワン戦略で優位性を確立する」とした。
スマートハウスナンバーワン戦略は、大容量太陽光(PV)と蓄電池、HEMS(家庭用エネルギー管理システム)の「3点セット」の高い搭載率を武器に、同業他社との差別化を行う施策。前年同期比では増収増益を確保したが、期初計画比で未達となった2015年3月期第2四半期決算を受けて、改めて自社の強みを打ち出すことで、新規受注獲得につなげる。