大手住宅2012年度第1四半期受注、まだら模様へ

大手住宅企業の2012年度第1四半期受注(4~6月速報値)は、四半期累計値を公表している3月期企業7社のうち、前年同期実績を上回ったのは3社にとどまった。

8社中6社が同プラスだった11年度第1四半期とは大きく様変わりした格好だ。ただ、昨年は3月の東日本大震災の影響が残る中での受注という特殊要因を踏まえ、「受注環境として、悪化という感じはしない」とみる向きは多い。先行指標の展示場の来場動向が堅調である点も大きいようだ。反面、住宅エコポイントの終了など支援策の先細りに加え、消費税の税率アップといった先行きへの懸念も強まる。

各社の住宅受注速報をみると、前年同期実績を上回ったのは旭化成ホームズ、住友林業、積水化学工業住宅カンパニーの3社。また、1月期と決算期が異なる積水ハウスも、2~6月累計でプラスとなっている。

2012年7月19日付け1面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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