2012年05月24日 |
大手住宅企業の2012年度(1月期の積水ハウスを除き3月期)の受注計画がまとまった。
伸び率に差はあるものの、公表7社すべてが金額ベースで前期実績を上回る見通し。東日本大震災の影響が懸念された11年度決算だが、決算期を変更したエス・バイ・エルを除く8社で増収増益となるなど、比較的順調に収益を伸ばせたことも要因。中でも、旭化成ホームズと積水化学工業住宅カンパニー、大和ハウス工業の3社は過去最高益を更新している。その一方で、欧州情勢や消費税率問題などに対する不安感から、「先行きは依然不透明」との見方も根強い。
計画を公表している7社すべてが、11年度に続きプラスを予定する。また、金額未公表のミサワホームも、工業化住宅の戸数ベースでは前期実績を上回る見通しで、全般的にはプラス基調にあるといえそうだ。
2012年5月24日付け1面から記事の一部を抜粋
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