
2017年3月期末の戸建住宅企業7社の受注金額速報値がまとまった。全体的にマイナス傾向で、戸建住宅は横ばいや減少だったが、賃貸住宅(集合住宅)において増減に分かれた。大和ハウス工業は戸建て、集合とも好調だったが、旭化成ホームズは戸建てがほぼ横ばい、賃貸も「戻りがもう少しあると想定していた」(旭化成ホームズ)が微増に留まり、横ばい。一方、ややマイナスだった三井ホームは賃貸が堅調で「ほぼ予定通り」(三井ホーム)の受注状況だった。ただ、専用住宅(注文戸建て)は「下期は良かったものの、上期のマイナスを取り戻せなかった」(同)と、前半の受注もたつきを指摘した。