2017年04月20日 |
鉄骨戸建住宅をメーンで供給する大手ハウスメーカーが築100年を超える木造軸組の古民家再生に取り組んでいる。
積水ハウスや大和ハウス工業、積水化学工業、パナホームがグループ会社を通じて手がけて手掛けいるが、きっかけは各社とも新築の営業活動や既存顧客へのアフターサービス。紹介や相談を受けた顧客の要望に応えるために古民家再生を始めている。
そのため、各社とも目標数字を設定して古民家再生を拡大するという姿勢ではない。しかし、古民家再生を設計力や施工力を示す機会と捉え、事例集を作成してリフォーム・リノベーション拡大のために積極的にアピールする鉄骨系メーカーも出ている。
積和建設グループが手掛けた古民家再生の事例と、パナソニックリフォームの古民家再生の取り組みを紹介する。