古民家再生、伝統の家を守る、職人技の伝承がカギ

1950年(昭和25年)以前に建てられた「古民家」は日本全国に156万6200棟ある(総務省「平成25年住宅・土地統計調査」をもとに日本政策投資銀行が算出)。日本民家再生協会(大林宣彦会長)には消費者から古民家に関する相談が寄せられ、中でも「古民家を相続して困っているので誰かに譲りたい」「古民家を再生するにはどうしたらいいか」「古民家を手に入れたい」といった相談が多いという。相談者は退職した年配の人や資金に余裕がある人、古い家で生活することへの憧れを持っている若い夫婦、40代以下で祖父母の家に住みたいと考える人など様々だ。こうしたニーズに応えるためにも住宅業界には古民家の再生が求められている。古民家を所有している人や将来所有したいと考えている人との交流によって古民家再生のニーズをキャッチしようとユーザー向けサークル「百年のいえ倶楽部」を実施している住友林業ホームテック、再生のための高度な職人技術を絶やさないためにも大工育成に力を入れる新和建設(愛知県北名古屋市、藤井保明社長)を取材した。(民家、旧家、古民家など、団体や企業によって呼び名が異なるが、ここでは「古民家」に統一する)

2015年12月17日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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