
第1回ウッドデザイン賞(主催=ウッドデザイン賞運営事務局、後援=林野庁)の農林水産大臣賞1点、林野庁長官賞9点、審査委員長賞30点が10日に発表された。農水大臣賞は(株)西粟倉・森の学校が受賞したが、優秀賞である林野庁長官賞には積水ハウスの「シャーウッド~純国産プレミアムモデル~」、LIXILの「連続開口設計サポート」、ナイスの「住まいの耐震博覧会」がそれぞれ受賞した。審査委員会は、積水ハウスを「消費者に対して、地域ブランド材の価値を可視化するコミュニケーションプログラムも併せ持っている点が秀逸」、LIXILを「システム化によって一般ビルダーへの普及を目指し、暮らしの豊かさをもらたす木造住宅を広げていくというビジネスモデルとして効果」、ナイスを「消費者からプロまで木づかいの選択肢を広げる契機」と、それぞれ評価した。