2015年12月21日 |
積水化学住宅カンパニーは21日、一次取得者向けに価格を抑えた木質ユニット住宅「グランツーユーf(エフ)」を来年1月23日から発売すると発表した。コストダウンを図るために設計、工場生産、施工を全面的に見直し。新工法を導入したことで、工場内での作業を増やして省力化・効率化が実現でき、現地施工の施工工数を2割削減。これにより、職人不足による人件費高騰の影響を抑えた。
一方、政府が進めるZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)に対応するために、ZEHで求められる躯体性能である「外皮基準」を標準仕様でクリアする2×6を採用。太陽光発電システムや蓄電池システムを含むモデルプランで、販売価格は3・3平方メートルあたり税別62万5千円からとしている。プラン・仕様検討がしやすいよう事前に用意した内外装のプランを組み合わせて選択できる「セレクトオーダーシステム」を採用することで、一般的な注文住宅と比べて打ち合わせのボリュームを削減し価格に反映した。