タマホームは1日、同社の戸建て注文住宅を購入するエンドユーザーを対象に、日本メーカー製の太陽光パネルと家庭用リチウムイオン蓄電池をセットにした、期間15年のリース・レンタルサービスを始めた。
月額利用料は京セラ製太陽光2・94キロワット+蓄電池7・8キロワット(当該容量は3月末までの期間限定、以後変更の可能性有)の場合、1~10年間は税別8400円、11~15年間は同6500円。初期費用はシステム設置費の同5万円。予算の関係で太陽光・蓄電池の利用を断念せざるを得ない層にアピール、住宅の販促につなげる。
サービスはオリックス・日本電気(NEC)・エプコの合弁会社、ONEエネルギーとの提携で実現させた。太陽光パネルと蓄電池を組み合わせたリース・レンタルのサービスは全国初。
同サービスを活用すると利用者は安価な初期投資で、(1)太陽光発電の余剰電力売電(2)割安な夜間電力を蓄電池に溜めて必要時に利用(3)停電時の電力エネルギー自立――のいずれかの使い方をすることができる。
サービスで設置する太陽光パネルはタマホームとのリース契約で、契約期間満了後に無償で譲渡する。蓄電池はNEC製でONEエネルギーとのレンタル契約となり、期間後に撤去・返却費用の利用者負担で同社が回収する。