積水化学工業住宅カンパニー(神吉利幸プレジデント)は6月24日、2022年度までに全国10分譲地・約300区画でZEH仕様の戸建住宅を販売する計画を発表した。
全棟に蓄電池を搭載するほか、豪雨災害対策として雨水を地下に一時貯留・浸透させる部材を全棟で採用し、内水氾濫を抑制する。
同社は「戸建スマート&レジリエンスまちづくり」をコンセプトに、同社の大規模複合タウン「あさかリードタウン」で培った際立ち技術を、全国の戸建分譲住宅地への展開をスタートさせる。
同事業は、セキスイハイム誕生50周年記念プロジェクトのひとつ。
同社が住宅事業で培ってきた技術や知見を生かし、カーボンニュートラルの実現や頻発化・激甚化する自然災害への対応、空き家の増大などの社会課題解決に貢献するのが狙い。
今回発表した「全国一斉まちづくりプロジェクト」は、同社のまちづくり関連技術を戸建て中心の分譲住宅地に展開するもの。セキスイハイムと積水化学グループの『際立ち技術』を、全ての分譲住宅地で共通仕様とすることで、ハイスペックな戸建分譲住宅地の展開を目指す。