2017年06月30日 |

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及促進ならびにビルダー・工務店のサポートを行うことを目的とする一般社団法人ZEH推進協議会(ZEH協)がこのほど設立され、22日に東京都内で記者発表会が行われた。席上、代表理事には経済産業省のZEHロードマップ検討委員会の委員であり、エコワークス社長の小山貴史氏が就任したほか、理事にはアスクラスト社長の荒川源氏が就いた。席上、小山代表理事は「現在の状況では、エネルギー基本計画におけるZEH普及に関する閣議決定の目標が確実に達成できるとはいえない」と強調。一方で、建材・機器メーカーのZEH商品開発と工務店との考えには相当のかい離があるとしたうえで、「有識者、事業者、業界団体の連携によるオールジャパンでのZEH推進に取り組んでいく」と語った。