2016年02月12日 |
戸建住宅向けの定額リフォームに取り組む企業も増えてきた。これまで定額リフォームは、構造躯体の状態が把握しやすいマンションリフォームが中心だったが、2015年5月に住友不動産が水まわり4点セットによる定額リフォームを開始。同年6月末に大手ハウスメーカー2社による定額リフォームの参入に続き、今年1月から住友林業による定額リフォームの本格展開など広がりをみせている。また、中小工務店が手がける定額リフォームを比較するサイトが2日に開設されるなど価格の透明性で消費者に訴求する。一方、戸建て定額リフォームは、物件の状態がわからず、それに伴う追加工事の負担はメーカー側が持つ必要があるなどリスクが高い。そのため、期間限定のキャンペーンで様子をみるケースも多い。