新築注文した業者の選択に住宅展示場が再び存在感、国交省が住宅市場動向調査を公表

国土交通省は23日、2011年度の住宅市場動向調査の結果を公表した。

それによると、注文住宅を建築した工務店や住宅メーカーをみつけた方法で最も多かったのは「住宅展示場」で、54・1%と前年度と比べて10ポイント近く上昇したことがわかった。3年連続で増加し、注文住宅では顧客との接点として住宅展示場の存在感が再び増してきた。また、分譲住宅と中古住宅は「不動産業者」が最も多く、分譲住宅で35・1%、中古住宅で55・3%に達した。

消費者が現在の注文住宅に決めた理由として最も多いのは「信頼できる住宅メーカー」が46・2%でトップ。「住宅のデザイン・広さ・設備等が良かった」が34・9%、「一戸建てだから」が31・8%と続き、メーカーの信頼性やデザインなどとともに戸建て志向が注文住宅への支持の大きな割合を占めている。

また、分譲住宅では「新築住宅だから」が61・2%、中古住宅では「価格が適切だったから」が73・5%とトップで、それぞれ特徴が現れている。ただ、「住宅の立地環境が良かった」は、分譲で6割弱、中古で5割弱を占めるのに対し注文は3割強に留まっており、住環境は注文選択の優先度が低い結果となった。

2012年3月29日付け7面から記事の一部を抜粋
この記事の続きは本紙でご確認ください 【購読申込】

住宅業界の幅広いニュースをお届けします
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

この記事のキーワード

こんな記事も読まれています

記事をシェアする

ほかの記事も読む

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)