2020年02月04日 |
全国中小建築工事業団体連合会(全建連、込田幸吉会長)は、これまで住宅瑕疵担保履行法に完全対応することによって、全国各地に優れた住宅を供給する「全建連ちきゅう住宅」事業の拡充を図ってきた。
一方で、中小工務店においては煩雑な申請手続きや建築・メンテナンスの状況に関する記録(住宅履歴情報)をすることなどが障害となっており、長期優良住宅の申請数が伸びていない状況があると判断。工務店の多くは長期優良住宅に対応した住宅を供給しているが、申請はしない〝隠れ長期優良住宅〟が多いとみていた。
そのことから、全建連が長年にわたって行ってきた「ちきゅう住宅」に長期優良住宅仕様や省エネ基準義務化に対応する仕様として「新・ちきゅう住宅」にバージョンアップすることになった。