住宅産業新聞社が集計した大手住宅メーカー・ランキングによると、2016年度(対象10社、積水ハウスは1月期、ヤマダ・エスバイエルホームが2月期、その他が3月期)は売上高でみた順位は前年度と変化がなかった。
一方、総販売戸数では前年度に続いて大和ハウス工業がトップ。戸建ては積水ハウスが引き続きトップだったものの、前年度から戸数を減らした。
総販売戸数では3位に旭化成ホームズ、4位に積水化学工業住宅カンパニーと続くが、ミサワホームを子会社化したことで注目されるのがトヨタホーム・ミサワホーム連合。両社を合わせると総販売戸数で旭化成ホームズに次ぐ4位、戸建ては2位となり、トヨタホーム・ミサワホーム連合が住宅メーカーの上位に躍進した。
総販売戸数は10社中7社が増加した。戸建ては10社中5社が減少だった一方、アパートは6社が増加した。
5万戸を超えたのは、前年度に引き続き大和ハウス工業のみ。内訳をみると、「ジーヴォΣ」の受注が好調だった戸建てがほぼ横ばい、供給を絞ったマンションが二ケタ減だったが、アパート(集合住宅)で10%を超える伸びとなり、初の4万戸を突破した。