2016年11月01日 |
国土交通省が31日に公表した2016年9月の新設住宅着工によると、前年同月比10・0%増の8万5622戸となり、3ヵ月連続の増加となった。二ケタの伸びを示したのは、15年6月以来15ヵ月ぶり。もっとも好調だったのが相続税節税対策での着工が目立つ貸家で、12・6%増の3万8400戸。11ヵ月連続での増加となって全体を牽引した。持ち家は1・4%増の2万5573戸で、8ヵ月連続での増加となった。分譲住宅は、一戸建てが12・1%増の1万1600戸と11ヵ月連続の増加で好調に推移をみせた。マンションは23・0%増の9502戸と先月の減少から増加に転じ、分譲全体でも17・0%増の2万1339戸と2ヵ月ぶりの増加となった。