2014年12月01日 |
シェルター(山形県山形市、木村一義代表)は17日、同社の木造耐火構造部材商品「COOL WOOD」の2時間耐火仕様として新開発した柱および梁が、13日付で木質系構造部材の2時間耐火仕様として国内で初めて国土交通大臣認定を取得したと発表した。
クール・ウッド2時間耐火仕様は、芯材の集成材を石こうボードで囲み、その外側を燃え止まり層の石こうボードで被覆、さらにその外を燃えしろ層の木材で覆ったもの。月末をめどに内壁でも2時間耐火構造仕様の認定を取る見込み。同社では「これで建築基準法上、14階建て中高層ビルが木造で建築可能になった」とし、12月にクール・ウッドの拡販を目的とした日本木造耐火建築協会を設立、大規模木造の需要開拓を本格化する方針だ。