2011年06月30日 |
東京セキスイハイムによる、首都圏の生販一体化運営の概要が明らかとなった。キーワードは「成長・拡大」。ユニット工法住宅の強みを進化させ、地域密着経営、地域ニーズに応える商品開発、CS向上を主眼に5本柱でシェア拡大を図る。2013年度には売上高1200億円(11年度1千億円)、営業利益100億円(同50億円)を目指す。「生産と現場の平準化など、できる限りの工夫を行うことで業績アップにつなげる」(渡辺博行・東京セキスイハイム社長)としている。
今回は、販売会社である東京セキスイハイムが生産会社の東京セキスイハイム工業と関東セキスイハイム工業の2社の株式を、積水化学工業から譲り受けて7月1日付で完全子会社化する。07年に行った首都圏5販社及びファミエス・不動産の各社の完全子会社化から5年。一体化の総仕上げと位置づける。
2011年6月30日付け2面から記事の一部を抜粋