ヤマダホームズ・LIXIL、製造・廃棄時のCO2も削減へ=精緻に算出、商品開発の指標に

ヤマダホームズ(群馬県高崎市、清村浩一社長)とLIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は16日、デジタルイノベーションの総合展「シーテック2024」のヤマダホームズブース内で記者説明会を開催し、住宅の製造から使用、廃棄に至るまでの一生涯のCO2排出量(LCCO2)を削減する取り組みで協働すると発表した。

脱炭素に向けた戸建住宅業界の取り組みは、ZEHの普及によって使用時のCO2(オペレーショナルカーボン、使うときのCO2)削減が進んでいる。一方、住宅の部資材の生産から調達、施工、廃棄時に排出される製造時のCO2(エンボディドカーボン、作るときのCO2)はLCCO2の約5割を占めるとされているが、「商品開発の部資材選定時にCO2排出量は考慮していなかった」(ヤマダホームズ)という。

今後はLIXILが開発した計算ソフト「LIXIL省エネ住宅シミュレーション」を活用してLCCO2排出量を算出し、消費者への情報発信、反響などを集めて今後の商品開発に生かしたいという。

2024年10月29日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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