2010年06月16日 |
2009年度の大手住宅メーカー10社の業績は、住宅着工など厳しい市況を反映して、すべての企業で減収となった。ただ、期初計画値を発表していた9社のうち、大和ハウス工業とパナホームについてはマイナス幅が縮小。営業利益ベースでも、減益見込みから増益に転じた旭化成ホームズとミサワホームを含め、増益幅の拡大や減益幅の圧縮など計7社が売上高営業利益率の改善を図っている。
総販売戸数ではトップの積水ハウス以下変動はないが、各社がおおむね二ケタ前後のマイナスとなる中で、9位のトヨタ自動車が同3・0%減にとどまったことで、8位の三井ホームとわずか98戸差までに肉薄する結果となった。