デコス、日本最少のCFP取得=省エネ基準適合義務化を見据えて

デコス(山口県下関市、安成信次社長)が製造・販売・施工を手掛けている新聞紙を主原料とするセルロースファイバー(CF)断熱材「デコスファイバー」は、2025年度からスタートする新築住宅の省エネ基準適合義務化を背景に、建築基準法に定める防火構造認定を自社取得だけでなく他社断熱材との組み合わせも含め55件取得している(9月13日現在)。

「製造に際して使用されるエネルギー量が他の熱材と比べケタ違いに少ない。建築用断熱材としては、日本最小値(同社調べ)のCFP(カーボン・フットプリント)を取得している」(取締役企画部長・東京OFFICEの田所憲一所長)ということもあり、SDGsや脱炭素の観点からも注目されている。

国内2工場では、年間約3千トンの断熱材を生産している。このほど、同社関東工場(埼玉県飯能市)を訪ね、現状の取り組みについて聞いた。

2023年10月10日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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