2017年11月27日 |
積水ハウスと千葉大学は、健康増進を目的に5年間にわたり実証実験を実施するために千葉大柏の葉キャンパス内に建設した実証実験棟2棟を公開した。実証実験では、同社の化学物質抑制と換気・空気清浄による空気環境配慮仕様「エアキス」の効果を医学的に検証するほか、心理的な健康増進要素の探索、シックハウス症候群対策住宅のコンサルティングシステム構築。空気環境向上とメンタルヘルスケアを実現する住空間を目指す。実験棟は2棟とも宿泊可能な2LDKで同一の間取りの平屋とし、空気質が人の心理や生理に及ぼす影響を捉えられる空間を実現した。積水ハウスは、実証実験による科学的裏付けによる提案を進めることで、他社との差別化を図る考え。