2016年12月07日 |
旭化成ホームズは、11月に発売した重量鉄骨造「FREX NEW モデル」において、これまで4階建て以上の建物か特殊な邸宅物件に採用されていた厚さ22ミリのC0柱を3階建てにも採用したが、それを支えるのが同社の加工・生産を担う子会社である旭化成住工(本社=滋賀県東近江市)の滋賀工場だ。この柱は1本で5間(約9メートル)四方を支えることが可能で、「鉄の大黒柱」と表現する。C0柱の採用で3階建てにおいて、より少ない鉄骨で強度を保ち、これまでにない空間演出が可能になった。C0柱は完全受注生産。約40ミリのベースプレートの溶接は完全手作業で、溶接工の資格と社内認定基準にも合格した5人だけが製造を手がける。