2016年10月27日 |
旭化成ホームズは24日、都心部の4~6階をメーンターゲットとした工業化による中高層システム「ヘーベルビルズシステム」を東京とその周辺部で11月から販売を開始したと発表した。特徴は、1985年から戸建てで採用している重量鉄骨「システムラーメン構造」を8階建てまでの中高層に対応できるよう改良。そのため、戸建てと同様に自社グループで施工できるメリットがある。中高層は賃貸住宅や店舗との併用が主であることから、テナント付けなど専用サービスを充実するほか、長期保証やメンテナンスプログラムなど戸建てと同レベルのサービスを提供する。同社は3階、4階建てにおいて東京圏でのシェアはトップクラスであることから「8階建て以下の市場においてもトップになるよう取り組んでいきたい」(川畑文俊取締役専務執行役員)とし、2020年度には4階建て以上で500億円の受注額を目標とする。