2015年05月21日 |
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住友林業は12日に業績説明会を行い、2015年度に売上高で初の1兆円を超え、中期目標である「1兆円300億円」を達成する見通しを示した。15年度は注文住宅での落ち込みを賃貸住宅やリフォームの成長、海外事業の拡大で補い、売上高で前年度比6・5%増の1兆620億円に達し、経常利益では0・2%増の365億円と3年連続の300億円台を見込んでいる。このうち住宅事業は、戸建注文住宅の完工棟数は約500棟減少を予想するが、販売単価の向上やコストダウン、賃貸住宅の拡大、リフォーム事業の成長軌道への回帰で売上高で2・4%増の4650億円、経常利益で1・1%減の280億円とほぼ横ばいの水準に回復させる。戸建注文住宅事業は、前期より期初受注残が少ない状態からスタートするため受注の積み上げに注力する。