2018年05月25日 |

住宅金融支援機構のリバースモーゲージ型住宅ローン商品への申込・実績が、ここにきて好調に推移し始めた。
実績戸数は前年度の4倍以上。高齢者人口の増加だけでなく、当初リフォーム対象に限っていたものを、徐々に借り換えや建設、購入にも使途を拡充してきたところ、取扱金融機関が増加。使いやすい環境が整いつつあるためとみられる。
また、金融機関と連携し、住宅の住み替えを支援する事業者の取り組みも申請増加の一因。高齢者人口が増えただけでなく、長寿命化、ライフスタイル・価値観の多様化も背景にあり、これまで住宅ローン融資の対象となりにくかった高齢者の需要掘り起こしにつながりそうだ。