ウッドステーション、木軸『大型パネル』の新たな生産拠点整備へ=全国ネット構築で既存拠点の空白エリアをカバー

三菱商事建材が販売する木造軸組構法住宅の躯体構成部材『大型パネル』の製造受託会社として4月2日に発足したウッドステーション(千葉市美浜区、塩地博文社長)は、今後、現在の『大型パネル』の製造工場が主にコスト的に物流をカバーできていない空白エリアで、地域のプレカット事業者などと連携し『大型パネル』の新たな製造拠点の整備を進めるとみられる。『大型パネル』は間柱や面材、断熱材、サッシ、透湿防水シートなどを事前に工場で一体成形した構造部材。『大型パネル』で木造の躯体を構築すると職人が部資材を現場施工する場合と比べ躯体品質の安定性が向上するほか、クレーンで組み立てることから上棟以上の建築工程を1日で終えられるといった大幅な工期短縮が可能になる。ウッドステーションでは「すべてのハウスビルダーに開かれたオープンファクトリーとして全国ネットワークの構築に取り組んでいく」と今後の方針を説明している。

2018年05月24日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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