2018年03月16日 |

国土交通省都市局は8日、「都市交通における自動運転技術の活用方策に関する検討会」を開催し、自動運転の普及によって同省が推進するコンパクト・プラス・ネットワークの施策に対して多様な交通手段の確立などのメリットが考えられる一方、広範なインフラ維持が必要となるデメリットがあるとの想定を示した。同検討会は、自動運転技術は都市に多様な影響を与えると考えられるため、(1)可能性のある影響の抽出と対応(2)課題を踏まえた自動運転技術の活用――の観点で議論するもの。自動運転は政府が推進しているもので、2018年度以降も継続し、発生しうる事象の検証などを行い、実証実験、さらには社会実装につなげる計画だ。